インドのイメージ

子供の頃は
  ・ カレー、 ターバン、 インド象

少し大きくなってからは
  ・ ガンジス川、 インダス文明、 マハトマ・ガンジー、 やっぱりカレー

そして、大人になってからは
  ・ IT大国、 二桁九九、 ボリウッド、 やっぱり、カレー。


結局のところ、なんとなく、インドのイメージ≒カレーでほぼ成り立っていたわけですが。(苦笑)
社会人になって、インドで働く知人の苦労を見聞したり、実際にインド出身の方とお話しする機会を得たり。
イスタンブールで知り合ったインド人からは、こんな話 を聞いて驚いたり・・・。('05Mar. あたりをご参照下さい。)
ひとくちにカレーと言っても、「たかがカレー」に終わらない、奥深いインド料理のように。
様々なスパイスが加えられながら、少しずつ変化を遂げている?私の中のインド像。
彼の地で人生観が変わるって人も多いしねえ・・・。
なんて、しみじみ思ったりもして。
こんな出来事に遭遇したりもして・・・。


* * * * * * * *





とある夏の夕暮れ、東南アジアの某国にて。
赤道直下の激しいスコールが降りしきる中、家路を急ぐ人々とともに、タクシー待ちの長い行列に加わった我が家。
酷い雨模様にタクシーを利用する者は多く、ゆえに乗り場まで流れてくるタクシーの数は、極少なく。
足元に跳ね上がる水しぶき、蒸し蒸しジットリからみつく重たい空気に、時の流れがいつもよりズット遅く感じられ・・・。
一向に止む気配を見せない雨脚に苛立ちを感じながらも、誰もがきちんと順番を守り、大人しく並んでいたのでした。

そうして漸く、我が家の順番が回ってきた、まさにその時!
タクシー待ちの長~い列など微塵も気にせず。突然、目の前に横入りしてくる人の影が!!
驚いて見ると、それは、一組のインド人家族。
私たちに回ってきたタクシーのドアを開け、さっさと乗り込もうとしているではありませんか!
あまりに思いがけない出来事に、呆然とする我が家。
運転手もさすがに驚き、私たちを示しながら、「順番が違うのでは・・・」と告げている様子。
そこでハッとした夫が、俄然抗議開始!

 「われわれの順番だ!」
 「皆きちんと並んで順番を守っているんだぞ?」
 etc、etc

あまりの行いに、憤りを通り越し、ほとんど呆れつつも。やっぱり怒りを滲ませながら伝える夫。
そんな彼に、件のインド人(父)が言い放った一言。

 「君は怒っているのかい?」

!!??

 「それは君の、考え方の問題だよ。」

・・・。
なんですか、ソレハ・・・。
理解不能。
頭の中にあふれ出す、???マーク。
そんな私たちに、続けて曰く

 「いいかい?君らは、僕らが人間だと思うから腹が立つんだよ。」

 「考えてご覧。たとえば僕らが、天から降ってきたものだとしたら。」
 「空から隕石が落ちてきて、そのせいでタクシーに乗れなかった、としたら。」

 「何も腹は立たないだろう?」

・・・・・・・・・・・。

もはや会話不能。

唖然・呆然とする我が家を尻目に、涼しい顔でタクシーに乗り込み。颯爽と走り去っていくインド人家族。
ああ、なんてミラクル。
私の中で、ある意味、「インド」というモノのイメージを決定付けられたような・・・。
そんな出来事だったのでした。


* * * * * * * *


・・・そんな事を思い出しつつ。
初心で軟弱なイメージを胸に、
しばらくの間、インドに滞在することになりました。



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香港からはバンコク経由にて、タイ航空利用です。

ん~~~・・・。
チョット驚きの狭さ。(たまたま古い機体に当たってしまったのか?)
そしてアメニティも無し。
でもまあ、バンコクまではほんの2時間半、その先インドへも2時間半程度のフライトということで。
まあまあ、こんなもの?でしょうか。


それにしても、今の時季のインドは、日中40度を超える暑~い季節だそうで・・・。(旅行にも勧められない季節だそうな)
身体が慣れるまで暫く、ホテルでゆっくり過ごした方が良さそうかな・・・?


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正直言って、インドには、これと言って良いイメージが無かった私ですが・・・。(ぼそっ・・・)
思いもかけず訪れた、インド仮住まい。
どうなることやら、どんなコトが起こるやら・・・。


何はともあれ、健康第一!に留意して。
いろいろ拝見させていただきましょうか。


☆モルディブ旅行記は、平行してぼちぼち綴っていきたいと思います。
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by nazli | 2009-04-24 15:27 | '09インドの出来事
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