コルカタのタージ・マハル

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爽やかなホテルの朝です。^^

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毎朝、朝食へ向かう道すがらに見かける光景。
蓮池の淵を、トットットッ・・・、 と歩く、何て鳥?


噴水の蛇口にとまって、何やら水の中をのぞいている様子・・・。

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と、突然!
首をなが~く伸ばし、水中めがけて一突き!


ビックリして見ると、嘴に、金魚ほどの大きさの魚(鯉の稚魚?)が一匹。
ピチピチと銜えながら、あっという間に丸呑みしてしまいましたとさ。

そうか。
あなたたちも朝ごはんタイムだったのね。^^


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* * * * * * * *






さてさて。

疲れるの何の言いながらも、少しずつ身体が馴染み始めている(ような気がする)今日この頃。
意外と物見高い自分を再発見?再認識??しながら、おっかなびっくり出歩いてみたりして・・・。^ー^;ゞ
この日はホテルのお仲間と一緒に、「コルカタのタージ・マハル」、ヴィクトリア記念堂を見学です。




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入場料は・・・、と。
インド人Rs.10(約20円)、外国人Rs.150(約300円)。

・・・おお。
外国人はインド人の15倍、と来ましたか。
チョットびっくり。
でもまあ、15倍くらいなら良心的、なのでしょうか??



ガイドブックによると・・・。

<ヴィクトリア記念堂>
 20世紀初頭、当時インド皇帝を兼任していた英国ヴィクトリア女王に肖り建設されたもの。
 女王の没4年後の1905年に着工し、1921年に竣工。
 総大理石造りの建物は、アグラにあるタージ・マハルをモデルにしたと言われている。

・・・だそうな。
なるほど。
この、椰子の風景にもよく馴染む、威風堂々たる佇まい。
さすが、かのタージ・マハルをお手本にしているだけあるな・・・。
と言ったところでしょうか。


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白大理石で出来た白亜の宮殿は、建物自体とても美しいものですが。
でも、何より素晴らしいのが、緑溢れるこの環境。

庭園内の遊歩道に沿って並ぶ、大きな椰子の木。
清らかな池にきらめく噴水、水辺では人々が寛いで・・・。
そして、大きな大きな木の洞に、何か走っている?と思ったら。
なんて可愛らしい、シマシマのおちびさん。^^

町の喧騒とはかけ離れた、心が安らぐ清涼感に満ちているのです。



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建物の内部は、高いドームに美しいフレスコ画が描かれた、まるで欧風の趣。現在は博物館になっており、様々な絵画や英領時代の文物が整然と陳列してあります。
これらが中々、見ごたえがあり。
特に、当時のコルカタの様子を描いた版画や写真は、往年の姿をありありと伝えてくれるもの。
それだけでも非常に興味深いですが、驚いたことに、過去~現在の町の風景が、あまり変化していないとは!

今も町を走る、ボロボロに古~いトラム。写真の中では、ぴかぴかに光っていて。
どっしりした英国風の建物が並ぶ、美しい町並み。ああ、これはあの建物ね!今はすっかり煤けているけど・・・。

一枚、一枚、じっくり眺めながら。なんとも不思議な感覚・・・。
20世紀初頭まで、英領インドの首都であった、コルカタ。
そんなコルカタの町には、植民地時代に建てられた建築物がとても多いそうで。
それらが、うらぶれた町の印象を決定付けるほどに、かつての名残を留めたままに立ち尽くし・・・。
写真の中の風景を、昨日の風景のように感じられる。(言い換えれば、それだけ開発から取り残されている、ということでしょうか)
まるでタイムマシンのようなのでした。

・・・


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☆余談をひとつ。

展示物のひとつ、インドの古い敷物を見学していたときのこと。
細やかな刺繍が一面に施されたその敷物に、思わず目が釘付けになる私。
手作業による緻密な細工、インド風の鮮やかな色彩が美しく。
そして、どことなく、トルコ刺繍を彷彿とさせるような意匠も興味深く・・・。
ついつい我を忘れ、じっと見入っていると・・・。
なんだか周りが重苦しいような・・・。
ハッとして見ると、いつの間にか、周囲に黒山の人だかりが出来ているではありませんか!(しかも至近距離・汗)

・・・
ナンデスカ、コレハ?

さっきまで誰も居なかったはずなのに・・・。
熱心に見入る私を取り囲むように、インド人の皆さんが、一緒になってケースを覗き込んでいるのです。
思わずビックリ、なんとも居心地悪くなって、その場を離れる私・・・。
すると、インド人の皆さんも、つまらなそうにその場を離れていって・・・。(???)
暫くして人気が無くなった頃、もう一度じっくり見ようと、再びその場に立ってみると・・・。
またしても、いつの間にか、黒山の人だかりに囲まれて・・・。(大汗)

・・・ナンダコレハ?!

私が見学している時以外は、皆さんそれ程興味無さそうに、さっと流し見しているだけなのに・・・。
・・・もしかしたら。
外国人が一生懸命へばりついている物が気になって、一緒になって覗き込んできた、というコトでしょうか・・・。
なんという好奇心の旺盛さ。
そして、人と人との、なんという距離感の近さ・・・。
(そういえば、他の展示物を見学している時も、皆さん思いっきり近づいて来ましたっけ・・・)

ん~、なんて大らかな、インド的距離感・・・、ですなあ。




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大理石の砂利で覆われた遊歩道。
ひとつひとつが、とってもキレイ。^^




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たっぷり散策、満喫させてもらったところで・・・。
そろそろホテルへ戻るとしますか。


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by nazli | 2009-05-02 17:14 | '09インドの出来事
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