思い出のホテル


指折り数えてみると、ちょうど5週間滞在した初インド、コルカタ。
その大部分を過ごしたホテル ITCソナー・コルカタ について、最後に少し(いや、かなり?^^;)だけ、写真を残しておきたいと思います。



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空港から車で約30分。市街地からも、20~30分。
町中の雑踏からほんの少し距離を置いたホテルは、コルカタの高級ホテルの中でも新しい、コンテンポラリーなデザイン。
初インドの我が家(私)にとっては、それだけでも何か、安心感を得られるものでした。


つい先ほどまで走り抜けた混沌とは、まるで異次元のような・・・。
芳しいアロマが漂う、シックなロビーです。
磨き上げられた大理石のフロアに、インドの絨毯。大きな水盤に浮かぶガーベラ。
夜の帳が下りる頃には、キャンドルの灯りが揺らめいて・・・。



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天井まで続く、格子模様のようなメタリックがユニーク。


こんなロビーに流れるのは、クラシックの生演奏。
バイオリン、バイオリン、ヴィオラ、チェロ。
耳に心地良く、決して邪魔にならない。お馴染みの調べが奏でられます。



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すっきりとしたレセプションは、ぴかぴかのゴールドでも、不思議と下品になりません。
そして、無機質になりがちな空間に一服の清涼感を与える、スタイリッシュなアレンジメント。
とっても良い香り。^^



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秘密めいた夜の表情から一転・・・。
昼間のロビーは、明るい陽光溢れる、爽やかな空間です。
ガラス窓の向こう側、蓮池のほとりに寛ぐように。のんびりお茶を楽しんだり、ホテル仲間とお喋りしたり、・・・。
まるで、大きなリビングルームみたいだったっけな・・・。



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ロビーに、レセプションに、廊下に、レストランの入り口に、・・・
館内を彩る、生き生きとした花々。
これらはすべて、同じ花材、色調で統一されています。


到着した時は、エキゾチックな赤いアンスリュームのシリーズでした。
それが、週に1度、あるいは2度も、総入れ替えされるとは・・・。
ここを訪れるゲストが、いつでも香しい花々を愛でられるように。
徹底した拘りに驚かされながらも、なんとも清清しく、しみじみ嬉しく。




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同じユリでも、ある時はイエローのシリーズ、またある時は、オレンジのシリーズ。
蘭だって、鮮やかなピンクに、斑入りのオレンジに、・・・。
そして、一番驚かされたのが、真っ赤なカーネーション&グリーンの巨大なアレンジ!
まるで、大きなナザール・ボンジュウ(トルコの目玉のお守り)みたい・・・。^^;
このセンスは、日本人にはチョット思い浮かばない・・・、かな?



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こちらは、滞在したシェラトンタワーズルーム。
シンプルな、だけれども、温かみのある色調の室内。
オベロイやタージなど、繁華街に近いホテルに比べ、静かでとても広々。天井も高く、心が落ち着く設えです。
おかげさまでゆったり過ごすことが出来ました。



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毎日たっぷり用意される、ミネラルウォーター。
バスアメニティは、ホテルオリジナルの自然素材のものを。
ふわふわのタオルもたっぷりと。
そして、そして、・・・

何よりも嬉しかったのが、眼下に広がる蓮池の緑。

こんな景色を眺めていると、コルカタの町に居ることが、とても信じられないほど・・・。
車のクラクションも、風に乗って漂う臭いも、遠く彼方。
ここはまるで、コルカタの中のファンタジー・・・、なのかな。



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6.5ヘクタールという敷地の中心、色とりどりの蓮の花が咲き乱れる水辺は、まさにオアシス。
美しいかわせみや、大きな川鵜がやって来ては、小魚たちをつまんで行ったりして。
そんな光景も、このホテルの大きな癒しです。



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風にそよぐ椰子の木々、さらさらと水の流れる音。
滴る緑が、何にも増して得がたい清涼感・・・。




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そして、池の周りをぐるりと囲み、庭園内へと続くウォーキングロード。
ところどころには、小さな東屋風のお休みどころもあったりして。




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もっと身体を動かしたければ、プールやジムへも。
・・・で・も。
日中40度超のコルカタの夏。吸い込む息さえ熱い炎天下に、屋外のプールで泳ぐ人影はまばらだったりして・・・。(苦笑)
その代わり、涼しいジムは、いつもナカナカの盛況ぶり。
閉塞的なホテル暮らしのストレスを発散すべく?怠惰な生活のカロリー消費を促すべく??
みなさん熱心に励んでらっしゃいましたっけ。
そんなゲストの要望に応える、きちんと整備されたマシンは、どれも新しく快適。
コーチにメニューを組み立ててもらったり、専門家による早朝のヨガレッスンをアレンジしてもらったり。^^




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足しげく通ったスパ。
ホテル内のコンテンポラリーな雰囲気そのままに、シンプルで、余り飾り気は無かったけれど。
一般的なマッサージからアーユルベーダ、フェイシャル、ヘアサロン、etc、
試した範囲では、どれも概ねgood。
たっぷり堪能させていただきました。





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夜な夜な集まってはお喋りを楽しんだパブ、ダブリン。
インド料理のあれこれを教えてくれたのは、ドゥンプクットのハンサムなシェフ。^^
気さくな青年だったけれど、レストランで見かける彼は、スタッフの尊敬を一身に集めて・・・。堂々と格好良かったっけ。
パン・アジアのマネージャーは、ゲストのことを、本当に気遣ってくれる人だったな・・・。
そして、最後に皆で舌鼓を打ったのは、インドNo.1との呼び声もある、ペシャリのインド料理。
そして、そして、・・・


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コルカタという刺激的な土地柄に、多少の不安と、自由に行動できないもどかしさ。
そんな中にあって、別世界とは言いながらも、時に単調に感じられた仮住まいだったけれども・・・。
意外と思い出は尽きないものです。
それは何より、この場所で素敵な人々に出会えたからこそ、そして、
自分自身が「快適」と思える場所に滞在できたからこそ、なのでしょう。

こんなチャンスを与えてくれた、周囲の環境に感謝しつつ・・・。
いつかまた、ここへ来ることがあるのかな?
今そう思うことは、少し、微妙な気持ちもするけれど。(苦笑) でも、まあ。

ここを去る日には、思い出にしたいホテルがひとつ増えたな・・・。
そんな風に思えるようになっていた、我が家でした。




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☆ おしまい ☆
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by nazli | 2009-06-04 10:33 | '09インドの出来事
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