美味しい京都は数あれど・・・。 上洛するからには、これだけはたっぷり味わってみたい! と、我が家(私)にしては珍しく?あれこれ下調べしてみたモノ。 それは、美味しいわらび餅♪ 京都通の方々に、あれこれ、根掘り葉掘り、お勧めを伺い・・・。 初の「本場わらび餅」、ということで、厳選して向かったお店がコチラ。 まずは祇園の甘味屋さんへ。 とっても有名&人気という、本わらび餅です。 運ばれてきた瞬間から、なんとも雅やかな雰囲気。 見るからにトゥルントゥルンなわらび餅は、それ自体に和三盆が練りこまれていて、ほのかな甘みがあるそうで。 あとはお好みで、黒蜜と黄な粉も添えて・・・。 お箸でつまんでみると、トロ~~~ン! 千切れそうで千切れない、まるで水飴か、スライム?! 急いで口へ運んで・・・、んん・・・。 つるつると、あっという間に流れてしまったけれど・・・、 お上品なのど越しが、確かに美味しい! お次は黄な粉に乗せてみると、ぷるぷるの表面に、たっぷり黄な粉が塗されて。 まるで、葉っぱに落ちた水滴のよう。あっという間に形を成すのもまた、面白い。 濃厚な色味は、質の良い蕨粉で出来ている証拠。 下に敷かれたかき氷が涼を誘います。 わらび餅は、作った直後から風味の劣化が始まるそう。 とはいえ、アツアツの作り立ては、少々食べづらくもあり・・・。 こうして氷にのせて提供するのは、作りたての美味しさを涼やかに楽しむのに、最適な演出なのでしょうね。 夫@氷好きのオーダーは、「特上抹茶宇治金時」。 ふんわり、ふんわりなかき氷が、まさに山盛り~! 抹茶シロップをたっぷりかけて・・・、暑い日には最高♪ こちらも美味しゅうございました。^^ **ぎおん徳屋 祇園町南側570-127 075-561-5554 * * * * * * * * お次はコチラへ。 町中からは少し離れていましたが、是非とも行ってみたかったお店です。^^ ここは生菓子も美味しい、という評判だったので・・・。 冷たい御抹茶と一緒に、おひとつ♪ 緑のお庭を眺めながら・・・ 何とも清々と、良い雰囲気。 どこかのお宅に招かれたような和室は、甘味を楽しむお客さんで満員御礼。 だけれども、大きな声で騒ぐ人など、居るはずもなく。 誰もが自分のペースで、自分たちの時間を愉しんでいる様子もまた、良い感じ。 そして、待つことしばし・・・。 お待ちかねの、出来立てわらび餅の登場です♪ これはまた・・・。 つるんつるん、というよりも、ブルンブルン! 頼りない見た目とは裏腹に、歯応えすら感じられるような? なんとも強い弾力です。 そして、思いの外あっさりした甘みに、添えられた黒蜜がぴったり。 満足! わざわざ暑~い中、こんなトコロまで、これを食べるために、はるばるやって来たのだなあ・・・。 なんて思いと相まって? 奥深いわらび餅の世界を垣間見せるような、感慨深い一品でした。 **茶寮宝泉 京都市左京区下鴨西高木町25 075-712-1270 * * * * * * * * 最後のわらび餅は・・・ お買い物のついでに立ち寄った、コチラのお店です。 こちらも超有名店ですね。 席について、迷わずよどみなく、わらび餅をオーダー。 程なく、お上品な竹の器に盛られたわらび餅と、小さなお干菓子、そして御抹茶が運ばれてきます。 そっとつまんでみると・・・。 大きい! 小さな竹筒の中には、とっても大きなわらび餅が2つ、3つも入っています。 伸び伸びで千切れそうになるところを、慌てて口へ運び・・・。 う~~~ん・・・、とっても柔らか。 ちょっと甘みが強いかな?と思いつつも、ぱくり、ぱくりと、気が付けば完食。(笑) 今回試したわらび餅の中では、ここのわらび餅は、「今まで持っていたわらび餅」のイメージに一番近かったかな。 美味しゅうございました。 それにしても。 一口に「わらび餅」と言っても、色々な味わいがあるのだなあ・・・。 **遊形 サロン・ド・テ 中京区姉小路通麩屋町東入ル北側 075-212-8883 * * * * * * * * そんなこんなの、都の甘味をいただきつつ~。 何処へ行こうか? あれこれ迷った日の晩餐は、評判の天ぷら屋さんを選択です。 こじんまりとした店内は、コの字型のカウンターに、ほんの10席ほど。 当日の予約では無理かな・・・?と思いつつも、滑り込みセーフ? なんとか席に着いた我が家です。 たっぷり歩いて、たっぷり乾いたのどを潤す、まずはよく冷えたビールからスタート♪ こちらのお店は、かの老舗旅館、「俵屋」さんの経営。自ずと期待が高まります。 夜は「てんぷらコース」と、もっとボリュームのある「てんぷら懐石コース」を楽しめるそうですが、 食べ過ぎ注意報発令中の我が家は、「てんぷらコース」を選択。 生麩、海老、こしあぶら、烏賊(この日一番のツボ入り♪プツンとした火の通し方が絶妙)、 賀茂茄子、稚鮎、etc、etc、 続々と登場する、揚げたて旬の食材・・・。^^ こちらでは、あっさりした綿実油を使用しているそうで。 ごく薄い衣、カラリ軽やかな揚げ上がりも、とってもgood。 途中から、俵屋さんオリジナルという日本酒をたのしみながら、存分に満喫。 〆のご飯は、天丼と天茶をそれぞれいただいて・・・。 苺のゼリーで、すっきりさっぱり。 御馳走様でした。^^ **点邑 中京区御幸町通三条下ル海老屋町324-1 075-212-7778
by nazli
| 2011-06-28 13:24
| '11京都の旅
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