香港旅行*その13 上環・蓮香楼(飲茶)
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さて、とうとう今回ラストの飲茶です。
行ってみたいお店はまだまだ沢山あるものの・・・。
中でも行ってみたい度ダントツNo.1だった、「蓮香楼」へ足をのばしてみることにしました。


ごちゃごちゃとした裏道に、ぽっかり口を開くエントランス。
入り口脇には、新聞やティッシュを売る雑貨屋さんが どっかり陣取っています。





美味しいものしか生き残れない街、香港。
そんな香港にあって、ここ蓮香楼は、80年もの歴史を誇る名店だそうです。

昔ながらの手法で作られているという料理は勿論、店内の設えに至るまで、なんともレトロな雰囲気。
我が夫、初めて香港の地を踏んだのが 今からおよそ30年前だったそう。
その頃は、街のそこ、ここに、こんな雰囲気のお店が見かけられたのだとか。
しかしながら、バブル期の高級志向や効率化の波にもまれ、「昔ながら」の雰囲気を残すお店を探すのが難しい昨今のようですが・・・。
ここには、庶民的な茶楼の雰囲気がしっかり息づいていたのでした。



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足を踏み入れた瞬間、広東語が飛び交う雑多な雰囲気に圧倒されます。
古めかしい扇風機が回っているのも良い感じ。

家族総出でやって来たとおぼしき団体さんや、休日のブランチ?をもくもくと食べる若いカップル、一人でゆっくりお茶を楽しむおじいさん、・・・。

気取りのかけらも見られない、素のままの時間が流れるようです。


「週末の飲茶は混むだろうから、なるべく早く行かなくちゃ!」と、入店したのが10時半頃。
しかし、時すでに遅し。超満員の店内に空席を探すのは至難の業。
そう、入店したからといって、店員さんが席まで丁寧に案内してくれるわけでもなければ、来た順番に着席できるわけでもありません。
「あそこはそろそろ空きそうかな・・・」というテーブルを見つけ出し、プレッシャーをかけるがごとく?食事が終わるまで 脇に立って待つことしばし。ようやく席に着くことが出来る仕組みなのです。
そうは言っても、不慣れな外国人の私たち。オロオロと店内を歩き回る姿がいかにも可哀想だったのか。^^;)
「チョット!あんた達!ここ空くから座りなさい!」と、遠くの席から招く声が!
親切な香港人の皆さんのおかげで、ほどなく座ることが出来たのでした。感謝。

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さて、無事着席できたところで。まずはお茶をオーダー。
そうしていよいよ、点心物色とまいります。

店内をまわるワゴンのおばさん。大きな呼び声も勇ましく、できたてホカホカの点心をサービスしてくれます。(^^)
セイロの中味をひとつずつ確認しながら。手当たり次第に、あれこれつまみ食い開始です。


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上左: センマイ。見た目よりあっさり風味。クセも無く、美味しいです。
上中央: 牛肉ボール。粗挽きの肉と具がジューシィ。
上右: フィッシュボール。こちらもかなりあっさり。ふりかけられた白胡椒が良い香り。

下左: 蒸しエビ餃子。
下中央: 鴨足の湯葉巻き蒸し。お店の名物メニューだとか。予想以上に大きな鴨足にビックリ!
下右: 豚スペアリブの豆鼓蒸し。


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f0103360_15232621.jpgf0103360_1558537.jpg左: 蒸しカステラ。
これ美味しい!
ほんの少ーし(爪の先ほど!)、蓮の実の餡が入っています。

余談ですが、このカステラが来た途端、同じテーブルの方々、
「あれ、中に何か入ってるのかしら?」「入って無いわよう!」
などなど。ひとしきり、喧々諤々。(笑)
「少しだけ餡が入っていますよ。」という私の説明に、「やっぱりね~。」と、満足?のご様子だったのでした。(笑)

上右: レトロで可愛い食器たち。
蓋つき茶碗の中身は、たっぷりの茶葉。なみなみお湯を注いでもらったら、ほんの少し蓋をずらして、湯飲みへお茶を移していきます。
このとき、慣れない外国人は、そこらじゅうビチャビチャこぼしてしまうわけですが・・・。^^;)
そんな私たちを見かねて、同じテーブルの方々が手取り足取り?注ぎ方を教えてくれたのでした。
そうか、こんな時のためにも、入口でティッシュを買ってきておくべきだったのですね。


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ワゴンおばさんの勢いに押され、あれこれ注文すること小一時間。
同じテーブルの方々と 何気ないお喋りを楽しみながら、すっかり満腹になった我が家でした。

店内はまだまだ、超満員。
そろそろお次の方に席を譲って。我が家は腹ごなしに、お散歩でもいたしましょうか。



**蓮香楼(Lin Heung Restaurant)
  威靈頓街160-164 (2544-4556)
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by nazli | 2006-06-13 17:58 | '06香港の旅
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