< Kudret Nari ~ 楽園の果実 > ~ この果物は、 火傷や怪我の治療、胃炎・胃潰瘍等の内臓疾患、その他、 あらゆる傷病に効能を有する。 ~ これ、何のことだと思いますか? * * * * * * * * * 久しぶりの青空市散策で、いきなり目に飛び込んできたモノ。 ・・・。 色こそ黄色いけれど・・・。 これって、ゴーヤじゃないですか!? 思わず足を止めて、よくよく見てみると。 日本でもお馴染みのあのゴーヤ、緑のゴーヤがよ~く熟して(熟しすぎて?^^;)、真黄色になったものでした。 いやぁ、この市場に来るようになって早4年。 トルコで出会う初めてのゴーヤに、チョット感動・・・。 他の市場やスーパーでも見かけたことないけれど・・・。最近出回るようになったのかしら? (それとも、イスタンブール以外の地域では、普通にあるものなのでしょうか?) 爆ぜた外皮からは、これまた真っ赤に熟した種が顔をのぞかせています。 ふわふわのワタに包まれていた白い種、こんな風になるのねぇ。 ルビー色して、まるでザクロみたい・・・。 と思ったら。 札に書かれたトルコ名も、そのままズバリ。 「Kudret Nari (神様のザクロ?強壮ザクロ??)」 という名前が付けられているのでした。 * * * * * * * * * さて。 こんなに熟したゴーヤ、こちらの人はどうやって食べるのかしら? 調べてみると。 冒頭に書いた露店の謳い文句通り、食用というよりは、主に薬用にするようでした。 ちなみに使用方法は; (内臓疾患の場合) 1.ゴーヤをみじん切りにした後、蓋つきの瓶に入れ2日間ほど寝かせる。 2.苦い水が出てくるのでそれを捨て、代わりにオリーブオイルで満たしておく。(この状態で保存) 3.ゴーヤとはちみつ各スプーン1杯をよく混ぜて、空腹時に用いる。 4.その後1時間は安静にし、その間は食物を摂らないこと。 だそうな。 なるほどね~。 ビタミンや食物繊維を多く含み、強い抗酸化作用を有するという健康気分たっぷりなゴーヤ。 日本でも、沖縄料理やゴーヤ茶など、様々な用い方がありますね。 こちらトルコでは、お料理というよりは漢方的な用い方をしているようですが・・・。 日本人としてはやっぱり、青いうちに収穫して~! ゴーヤチャンプルーにして食べたいなぁと思ったところでしたとさ。 (・・・あ、でも、豚肉が無いか・・・。涙)
by nazli
| 2006-09-15 02:59
| トルコの日常
|
カテゴリ
全体 香港の日常 日本の日常 トルコの日常 '06香港の旅 '07バンコクの旅 '07アジアの旅 '07楽園の旅・モルディブ '08阿蘇の旅 '09バリの旅 '09楽園の旅・モルディブ '09インドの出来事 '09イスタンブールふたたび '10台北の旅 '10楽園の旅・モルディブ '10イスタンブールふたたび '11京都の旅 その他海外の旅 その他日本の旅 お土産いろいろ つぶやき 以前の記事
copyright(C) 2006~
nazli All Rights Reserved その他のジャンル
記事ランキング
画像一覧
|
ファン申請 |
||