修善寺温泉/Feb.'07*その1
f0103360_2131177.jpg


先日の一時帰国時に、修善寺温泉へ行ってきました。





* * * * * * * * *

バタバタと決まり、滞在期間もほんの一週間程度だった今回の一時帰国。
そんな慌しい日程だったからこそ!
用事を済ませた後は、ゆっくり温泉でもつかりたくなるのが人情というもの。
(いや、慌しくなくても。いつものこと?笑)

それでは、どこへ行きましょう?
急な日程だし、移動手段は車で。
たった一泊だもの、あまり疲れないところで伊豆方面かな・・・。
お料理は間違いなく美味しいところじゃないと!
魅力的なお宿は沢山あるけれども、今回はあまり冒険はしたくないし・・・。

・・・と、選んだのはこちら。
柳生の庄 にお世話になることにしました。


* * * * * * * * *



f0103360_21322688.jpg

今回宿泊した九重の間。

本間・次の間・さやの間、どれもゆったり取られており、
前回宿泊した萩の間 より、大分広い印象のお部屋でした。


鬱蒼とした竹林に佇む、現代数奇屋建築の宿として名高い柳生の庄。
上質な素材をふんだんに使用しているという建物は、格式とともに、凛とした風情を感じさせてくれます。


f0103360_21324580.jpg

客室の設えも同様。
NY近代美術館のパーマネントコレクションになっているという籐椅子のほかは、過剰な存在感を示すものは一切無く。
でも、所々に配された上質な調度品は、見る者の目と心を愉しませ。
すみずみまで行き渡る品の良い空気が、落ち着いて快適な時間を提供してくれるのでした。

f0103360_037483.jpgf0103360_0381025.jpgf0103360_0382683.jpg




f0103360_0424479.jpg

2箇所ある大浴場は、どちらも内風呂に露天風呂つき。
清々とした御影石の湯船で手足を伸ばして、旅の疲れを洗い落とし。
自然林に囲まれた露天風呂では、降り注ぐ陽光の下 のんびり湯浴みを・・・。


ぬるめのお湯に浸かりながら、木々を渡る風音に耳を澄ませば。
しっとり滑らかになる肌に、心まで穏やかに潤ってゆくような・・・。
静かに、心癒されるひとときです。


そうして心身ともにほぐされて、お部屋へ帰る道すがら。ふと目に留まった、一枚の絵。
堀文子氏による 水仙の絵です。


f0103360_0323258.jpg
黄金にまっすぐ咲き誇る、水仙の花。
力強くも繊細な姿に、そこはかとなく漂う気品。潔い出で立ちからにじみ出る、奥深い温かさ・・・。

移りゆく自然の中で、ほんの一瞬きらめく情景。
その輝きを余すこと無く、優美な描写で再現するという堀氏。
宿を流れるゆるやかな空気に、そんな氏の絵と同じ芳しさを感じた瞬間でした。

[PR]
by nazli | 2007-02-26 15:35 | その他日本の旅
<< 修善寺温泉/Feb.'... 週末の優雅な手抜き >>