修善寺温泉/Dec.'07*その2

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それぞれに眺望や趣が異なるという客室は、全部で18室。
その中から今回は、2階にある「浅葱」の間に宿泊することにしました。






塵ひとつ無く清められた廊下を渡り、今宵の我が家へ。
所々に設えられた季節の香りに和みつつも、凛とした風情がほどよい刺激を与えてくれます。
そして。
たおやかな女性スタッフに案内されたその部屋も、館内の他のスペースと同様に、見事なまでに清々とした空間。



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余分なものは一切無く、でも、あくまでも上質な空気に満たされた。
その心地よさ、安堵感。




極限にまで削ぎ落とし、磨き上げた マイナスの美学。
これぞまさに、日本の美意識の賜ではないでしょうか。





二間続きのもう一方は、がらりと趣を変えて。フローリングに籐のセットが設えられた、なんともナチュラルな雰囲気のリビングです。

そっと触れる白木の滑らかさ、ほのかな温もり。
射し込む陽まで、ことのほか柔らかく感じられるような・・・。
どこか懐かしい蕎麦茶の香りにも癒されて。思わずゴロリ、横になりたくなってしまいます。




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そしてここでも、眼前に佇む 能舞台の美しさ・・・。



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緑陰に抱かれて、美しい翼を広げる月桂殿。
弛むことない歴史の中で、どれほど多くの旅人達が、飽かず眺めた風景でしょう。

過ぎゆく時に思いを馳せながら、ゆるゆると、ゆるゆると、、、
いつの間にやら、無限の世界へ引き込まれてゆくように?
心地よい温もりに、うつら、うつら、、、



このまま眠りに落ちてしまう前に。
お風呂でゆっくり、旅の疲れを洗い流すとしましょうか。


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滔々と湧き出るなめらかなお湯。
数ヶ月前に改築されたばかり、という内風呂は、目に映るすべてがぴかぴかで。
ぷかり浮かぶ柚子の実の、なんと芳しいことよ。

ゆったりつかれば、いつしか心持までゆったりと・・・。
ああ、極楽。^^



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火照った身体を、清らかな水でクールダウンしたら。さて。


夕餉前のひとときは、また。
無限の世界へ、心遊ばせてみましょうか。


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by nazli | 2008-03-19 07:49 | その他日本の旅
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