修善寺温泉/Dec.'07*その3

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夜の帳が下りるまで、ゆっくり泡々タイム。



そして、さて。
お待ちかねの夕餉です。^^






滋味満載のお膳は、この時季に相応しく
きりりにごり酒から始まります。



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程好い甘みの香箱蟹も、ねっとりとろける白子も、どれもこれもが豊かな冬の味わい。
仲居さんが手際よく作ってくれる、名物の天城軍鶏なべ。
立派なお葱も、冬ならではのお楽しみ。^^
ふり掛ける黒七味の爽やかさが、その甘みをいっそう引き立たせてくれます。



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噛みしめるごとに旨みが増し、
日本酒の深みに酔いしれて、
・・・。


あぁ、なんて幸福な夕餉でしょう。


そんな風に、一期一会の旬の味覚を愉しむうちに
凛とした風情の月桂殿も、いつのまにやら滲み出して・・・?
そろそろ今宵の潮時でしょうか・・・。


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心も身体も満たされて、清潔な寝具に身を埋める。
幸せな微睡みの夜が更けていくのでした。





そうして、ゆっくり更けた翌朝は、ゆっくりと明け・・・。

朝餉までのひとときは、高野槇の部屋付き風呂で ゆったり、のんびり。
清らかな湯の輪が弛み、窓外にさやさやと、木立がゆらめき・・・。
心に浮かぶのは、やっぱり。
あぁ、極楽。^^




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部屋へ戻れば、ふうわり優しい香りが立ちこめて・・・。
目にも爽やかな白木のお膳。至福の朝餉の始まりです。



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じゅんと出汁が溢れる玉子焼き。
金目鯛はしっとり、パリパリで。
炭火で炙った大きな椎茸に、酢橘の爽やかさ。
ほっこり煮物は口の中でとろけ、御浸しはしゃきしゃき清々しく、・・・。

そして何より、こんな日の朝には
ほんの少しだけ柔らかく炊き上げられた、ぴかぴかのご飯!


どれもこれもが美味しくて、優しくて。
身も心も癒されるのは、口にする者を想い、心を込めて作られたものだからこそ。


命は食にあり。


当たり前の、とても大切なこと。
そんなことをしみじみ感じさせてくれる料理の数々。



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食後のひと時、ふらり立ち寄ったサロン。
辺りに漂う、なんという静寂感。
すると、コーヒーの芳しさにはらり、紅葉が舞い降りて・・・。


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きっとまた、ここへ来よう。



水面を彩る紅葉の木々に、いつしか染め上げられる街並みのように。
穏やかに、ゆるやかに、癒されて。


いつかの再訪を夢見つつ。
一夜の我が家を後に、心豊かな冬の休日でした。



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☆ おしまい ☆
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by nazli | 2008-04-14 18:12 | その他日本の旅
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