島の休日

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あっという間に6月です!(早っ)


イスタンブールではバラの花が盛りを終え、かわりにアジサイが真っ盛り。
どのアパートの入り口にも、色とりどりのアジサイが咲き誇り、
爽やかに癒される今日このごろです。



* * * * * * * *


・・・っと。そんなステキな季節にもかかわらず。
このところ、夫婦揃って気忙しい毎日が続いており・・・。(汗)



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この週末は気分転換に、近くの島でのんびりしてまいりました。



向かった先は、マルマラ海に浮かぶ小さな島々、クズル・アダラル。(「赤い諸島」という意味。英語ではプリンセズ・アイランド)
ビザンチンの昔からオスマントルコの時代まで、権力闘争に敗れた皇帝や王子、聖職者、果ては政治犯までもが幽閉されていた島々です。

・・・こう書くと、なにやら不穏な雰囲気が漂うようですが~。(苦笑)
現在では、温暖な気候と長閑な島の風景に魅せられた、トルコの人々憧れの高級別荘地。
イスタンブールから最も手近なリゾート島として、休日の賑わいを見せているのです。



島へは、アジアサイドの港町、ボスタンジからフェリーに乗り込みます。


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由緒ある趣の、船着場の建物。
トルコでは、どこへ行ってもイワクありそうな建物が目に留まります。

ボスタンジの船着場は、最近、ぐっと近代的に改修されたようですが・・・。
この建物だけは、かつての姿そのままに残されているようでした。



爽やかな陽射しに、自ずと弾む心。^^
港を出発して、ほんの30分ほどの船旅。
あっという間に今日の目的地、クズル・アダラルのひとつ、ビュユック・アダに到着です。



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21世紀に入って大掛かりな改修が施されたという、ビュユック・アダの船着場。
しかしながら、かつての面影をしっかり留めた、とてもレトロな雰囲気です。

オリジナルの建物は、20世紀初頭に建設されたそうで。アール・ヌーヴォーを髣髴とさせるような、柔らかい曲線が印象的。
八角形のウェイティング・ホールには、良い感じのステンドグラスがはめ込まれ。
真鍮で縁取られた切符売り場など、まるで映画の一こまのようです。
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ほの暗い階段をトントン上がり、2階フロアへ・・・。
すると。



真っ青な眩しさに視界が切り取られ、思わず目を細めます。


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美しいタイルで飾られた2階席は、ちょっとした食事を楽しめるレストラン。
建物が出来た当初から、カフェとして利用されていたそうです。
その後、1950年~1951年の間には、イスタンブール初の映画サロンとして使われたこともあったとか。
ん~、古き良きイスタンブールの残照、ですな。



さて、ここで座ってしまったらもう、夕方まで動けなくなってしまいそうなので・・・。(笑)
通りに並ぶ夏の欠片を眺めながら、お散歩に出掛けるとしましょうか。


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「自動車」というものが無いビュユック・アダでは、公共の交通機関は、なんと「馬車」!
観光客は勿論、島の住民達も、基本的に馬車が生活の足になっているのです。
(レンタサイクルもありますが、アップダウンの激しさゆえ、かなりキツくなることが容易に想像され・・・。汗)



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我が家も馬車を1台借り切って。
島を巡るお散歩に出発です!



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瀟洒な別荘や大邸宅!を通り過ぎては感嘆の声をもらしつつ。ゴトゴトゴトゴト、馬車はすすみ・・・。
ふと気が付けば、深い緑に囲まれた山の中。
(イスタンブールの市街地同様)、起伏の激しい島では、海沿いからあっという間に山の中になってしまうのです。



楽しそうなBBQサイトを横目に、頂上付近の広場に到着。(トルコの人って、どこへ行ってもやっぱりBBQ!なのですねえ。)
ここではカフェで一休み。人間様がお茶をしている間、お馬たちも一休みです。
ここから徒歩(もしくはロバ)でしばし上った頂上には、有名なアヤヨルギ修道院もありますが、、、
今日のところはここまで。
次回のお楽しみといたしましょう。


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下りの道は、真っ青なマルマラ海を望みながら。^^
遠く、近くに浮かぶ、クズル・アダラル。
いつか他の島へも遊びに行きたいな・・・。



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そんな風に過ぎていく、のんびり島巡りのお散歩はあっという間の1時間。
戻った麓の雑踏が、何故だか懐かしく感じられるような・・・。


そうして、ちょうど良い具合にお腹が空いたところで・・・。
こんな日のランチは、海沿いのシーフードレストランとまいりましょうか。




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真っ青な海辺のレストラン。飛び交うカモメを眺めながら、新鮮なシーフードに舌鼓。
軽やかなトルコビールがとっても爽やかで。

おやおや、足元に迷い込んできたチビカモメ。
蹴飛ばしてしまわないように気をつけなくちゃね・・・。 なんて。
ほろほろと心地良く過ぎてゆく、夏の日の午後。




お腹が一杯になったら、腹ごなしもかねてメインロードをぶらぶら歩き。
食後のデザートはやっぱり、皆が大好き、のび~るアイスのドンドルマ?
それとも通りのおじさんから、オスマントルコの銘菓(?)、五色の水あめにしましょうか?^^



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暑い陽射しも、いつの間にか傾き始め・・・。
さあさあ、迎えのフェリーがやって来たところで。
そろそろおうちへ帰りましょう。



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帰り道のデッキでは、熱いチャイが遊び疲れた身体を癒す妙薬です。



傾き始めた夕の陽が、アジアの街並みを優しく照らし・・・。
いつも眺めている海の青が、より一層深く感じられた、 夏の休日でした。

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by nazli | 2008-06-12 03:13 | トルコの日常
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