阿蘇の旅*その1  到着

今夏の一時帰国は、温泉をもとめて南北へ!
すっかりふやけ通しの毎日でした。


まずは、南の温泉地。
阿蘇の思い出を書き留めておきましょう。



* * * * * * * *


今回の目的地は、阿蘇くじゅう国立公園。
熊本から大分にまたがり横たわる、広大な国立公園です。

火の国(肥の国・熊本の旧名)の由来になったともいわれる阿蘇山(阿蘇五岳)と、北東部の大分側に連なるくじゅう火山群。
周囲100kmにも及ぶ世界最大級のカルデラと、雄大な外輪山を持つ阿蘇の景観は、まさに「火の国」のイメージそのもの。
そして、九州本土最高峰の中岳を擁するくじゅう火山群は、猛々しいまでのダイナミックさ。
私たちが思う九州像の、ひとつの姿ではないでしょうか。



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羽田から熊本空港へ降り立ち、手配していたレンタカーへ。
瑞々しさが零れ落ちそうな、初夏の外輪山を目指します。



ところ・が・・・。

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快適に飛ばしていたのは、ほんの少しの間だけ。

初夏の阿蘇は、霧がちの日が多いのかしら?
標高が上がるにつれ、冷たい靄がどんどん濃くなり始め・・・。
ミルクロードへ入った頃には、ご覧の通り。



カルデラの底から沸き立つ霧が、止め処なく溢れ、流れ、山間を覆い、・・・。

のどかな牧歌の風景と、眼下に広がる絶景が見所のはずだけれど・・・。
おっかなびっくり走る私たちの目を覆うのは、どこまでも白濁した深い霧。
これこそミルクロードの由来かしら?
なんて、思わず呟いてしまうような。



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やっとの思いで辿り着いた外輪山の最高峰、大観峯にも足を延ばしてはみたものの・・・。
やっぱり何も見えないな~~。

仕方がないので?阿蘇五岳が一望できるというお茶屋さんにて
ソフトクリームで一休み。


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ミルクロードを抜け、やまなみハイウェイをうねりながらゆっくり、ゆっくり下り・・・。
ようやく霧も薄くなってきたような?



さて。
あとは一路、今日からの滞在先 界ASO を目指しましょう。



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「ようこそお出で下さいました!」

あふれる笑顔で迎えられたその宿は、今まで走り抜けてきた阿蘇の風景とは対照的な。
スタイリッシュに洗練された、まるで都会の風貌です。
そんな「異空間」に、きびきびと立ち働くスタッフの対応も心地よく。
霧のドライブに疲れた私たちは、早速車のキーを預け。これから始まる休日へ、ゆっくり心を開いてゆきます。


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積み重なる石が、まるで年輪のような暖炉。美しい。
ライブラリーこそないものの、それなりにこだわりが感じられる蔵書。


チェックインは、温かいお茶と、チーズケーキをいただきながら。
これは多分、通りがかりに見かけたケーキ屋さんのものかな?
なんて濃厚な風味。
そして、深いお茶の味わいに、ほっ・・・。


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時は七夕の頃。
ロビーの片隅には、天井にまで届きそうな 大きな笹の木。
スタッフにすすめられ、私たちも短冊をひとつ。
ささやかなお願い事をしたためて・・・。
いつか叶ってくれるかな?




そして・・・。


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大きなガラス扉の向こうは、阿蘇の山並みを見渡す月見台・・・。
足元に広がる草原には、濃緑に身を寄せるように離れが点在します。

青い空気が全身を包み込み、ひそやかな鳥の囀りに耳元をくすぐられ。
思わずすぅっと、深呼吸。


五感に阿蘇の空気を感じながら・・・。
案内するスタッフに促され、
私たちの到着を待つ、今宵の我が家へと向かいました。

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by nazli | 2008-08-07 21:51 | '08阿蘇の旅
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