エイ皮製というキーホルダー。 エイってこんな手触りなのね。 オープンから2年余りを経て、ルームキーも随分こなれた感じになっているのかな・・・? 窪みだけを残した、ルームナンバーは「13」。 今回宿泊したのは、Aタイプの客室・13号室。 山側、川側と並ぶ離れのうち、山側にたつ客室です。 ゆったり大きなソファから、フロアランプ、AV機器、ポット、くつべらなどの小物にいたるまで 室内のどこに目をやっても、潔いほどにシンプル&モダン。 63平米という広さに、高くとられた天井が開放感をプラスします。 そして、館内の他のスペース同様、磨きこまれたくるみ色のフローリングが とても良い雰囲気。 全体的に暗めのトーンと、直線による構成。 ともすれば無機質になりそうなほどシックな空間なのに・・・ 不思議と安らかな温かみが感じられるのは、すべてが自然の色合いだからこそ。 まるで、我が家に帰ってきたような居心地の良さ・・・。 ベッドルーム部分は、美しい網代天井に琉球畳。 段差を設け、天井部分も低めに・・・。ゆったりした心持で就寝できるよう配慮されています。 そして、なめらかな肌触りが上質なリネンに身をうずめ、何気なく窓外に目をやれば・・・ なんて深い、緑。 どこまでも限りなく続くような、深い、深い、阿蘇の森。 国立公園内、8千坪もの敷地を有するというこの宿は、まるで、阿蘇の自然に人工の美を溶け込ませたかのような・・・。 なんという贅沢な空間でしょう。 そんな贅沢な快適さを心ゆくまで堪能できるのが、バスルームです。 自然光が溢れ、シックな中にもナチュラルな雰囲気が漂うバスルーム。 当然のようにダブルシンク。 ふんだんに用意されたタオル類は、柔らかく吸水性に富んだ今治タオル。 アメニティはRENのものを。 そして、そして、・・・。 ああ、この風景に身をゆだねるために、ここまでやって来たんだった・・・。 森へ向かって、張り出すように設えられた露天風呂。 滔々と流れ出るお湯は、源泉かけ流し。 石切造りの清潔な湯船も心地よく。ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、ふと、見上げれば・・・ 矢張り。 どこまでも限りなく続くような、深い、深い、阿蘇の森・・・。 身体が火照ったら、ミネラルウォーターを片手にテラスで一休み。 そしてまた、気の向くままにお湯の中へ・・・。 辺りに夜の帳が降りはじめる、夕餉までのひととき。 そんなこの世の悦楽に、幾度も、幾度も、身をゆだねる私たちでした。
by nazli
| 2008-08-08 22:03
| '08阿蘇の旅
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